零式艦上戦闘機
本日は飛行機ネタ全開で行きたいと思います。 (^^;)
(まぁ好き勝手なことばかり書いてしまっていますが・・ 好きなことなので・・)
12月2日 所沢に来たゼロ戦を見に行きました。
駅のホームにお店が・・ ブティックみたいなのもあり・・
切符買った人しかお客にならない訳だから、凄いですね。
軽く腹ごしらえして。
駅前からYSが展示してあり駅名は航空公園駅。
すでに駅のトイレに人が並んでいる状態で、ゼロ戦効果がもの凄いです。
バイクもいっぱい・・ これはどこのだろう? BM製? 日本製? 水平対向です。
(イタ車ってのがまた凄いっ というかなんというか・・)
私、つきつめて言うとですが・・ 歳とったらつや消しのハーレーとかが好きなんです・・
でも、日本だとなんか、人目を気にして乗りにくいだろうな。。
さて、真っ先に見に来たのはゼロ戦です。
こんな囲いまでして・・
ちょっとゼロ戦見るだけで、この状態は異常なような気も。。
凄い人だかりです、みんなよく待ってるな~ (自分もですが・・(笑))
おっ、 見えた~
零式艦上戦闘機
この機体はアメリカのプレーンズオブファーム所有の復元機で、
世界唯一、オリジナルの栄エンジンで飛べる機体です。
(ちなみに飛べるゼロ戦は世界に3,4機程度ありますが・・ (たぶん)、
ロシア製の外貨獲得用の模造品だったり、
アメリカのプラットアンドホイットニーを積むしかなかったりして・・
オリジナルの中島製(今のスバル自動車・・のはず) 栄エンジンを積んで飛べる機体は
これしかないのですっ! )
以前、十何年か前、関東で飛行もしたのですが、
経年劣化もあり、今回はエンジン回すだけとの事。
それでも価値があるこの機体。
初めて見ましたが・・・ やはり、実動で飛ぶ事ができるゼロ戦というのは、
なんて言ったらいいのか・・
ミュージアムに展示してあるものとは少々違います。
まぁ、バイクでも車でも、動かないものと動いているものとは違いますよね。。
(あーっ、 そんな言葉でいいのか・・
うーっ、 うまく表現できない・・)
主翼など綺麗に直線が出ているし、
翼端ネジリ下げもみごとに再現されています。
いつでも飛べるよ。 って語りかけてくるような・・
やっぱり伝わるものが違うのです。。 なんか。。
ううん、 す ば ら し い 。。。 ワンダフル (^^)/
当時は迷彩色ですので、艶消し塗装でここまで光ってなかったのでは? と思いますが、
それでも素晴らしい。。
ここだけで30分はいたかな・・(笑)
出てきたのですが、
体が冷えたので、ポテトであったまります。
(だってもうすぐエンジン始動する時間なんです・・)
でも、整理券は最初から諦めていたので、(一日に420人×3回だったかな・・)
エンジン回ってるところは見れません。
(今思えば、やっぱり見たかったな・・なんでこんな囲い、わざわざ・・)
それでも、見てくださいこの人だかり・・
360度、こんなカンジで、ただただエンジン音を聞くだけを待っています。
みんな、ほーんっと好きですよね~ (自分もだけど・・(笑))
で、音はですねぇ・・
なんていうか・・ まぁ普通といえば普通の星型の音なんですが、
多発動機の・・バラバラバラッと安定していないアイドリングがまた・・ もういい~。(笑)
ちょっと12Rのようにハイカムを組んだようなあのリズムも、(正確にはOHVなので正しくない表現ですが・・)
ぶん、ふぶん、ぶん、ふぶん、って安定してないあのかんじの・・
地上で全開にすることはできないので、アイドリングだから安定してないってのもあるのですが。。
この後、少し回転を上げると、少し安定した連続音が聞こえてきました。
さて、今度は博物館の中に入ってみます。
AT-6 テキサンです。 (もちろん日本名は違いますが・・)
水平はどうやら布張りですね。。
極限まで軽くするために、この程度のスピードでは
布やベニア板製とかってのも過去にはあります。
ゼロ戦の内部骨格
星型9気筒、3万cc、2700回転で1425馬力。。
当時としては高性能ではないでしょうか。
星型エンジンをヘリに積んでたなんて、初めて知りました。。
これがそのエンジンが積まれていたヘリ。。 バートルです。
(バートルが星型エンジンで飛んでたなんて、知らんかった・・)
こちらのヘリもこんなとこに星型積んでます。。
いったいここからどうやって、頭上のローターを回すんでしょうか。。
念力?
今までとはまったく違う素材を使った旅客機、ボーイング787の組み立て。
日本の炭素系素材が約35%も使われています。
メーターが液晶になっとる。。
カーボン製の垂直尾翼。
炭素って、結局、炭なんですよね・・
でも、つまるところダイヤモンドでもあるわけで・・
不思議なもの・・
7800ccで、たった213馬力・・ 2600回転、
私の12Rは、1200ccで180馬力、10000回転ほど、
いかに飛行機用レシプロエンジンが低回転トルク型かが判ります。
地上のほうが抵抗が大きいかと思いきや・・
以外に空気抵抗のほうが凄いってことなんでしょうね。。
こちらは61kgの重さで300HPも出る。。 さすがはターボシャフトエンジン。。 (ジェットエンジンみたいなものです・・たぶん)
さきほどと比べて構造もシンプルそう。。 進歩してます。
可変ピッチプロペラの説明。 ずっと前から疑問だったところでしたけど・・
油圧だから回転部分を気にせずに作れるんだ。
人類初の動力飛行機、 ライト兄弟のフライヤー
推進力はプッシャー式、前方エレベーター、後方にラダー、
今となっては変わった飛行機のカタチといえます。
風洞実験装置です。
当時から風洞実験をしてたというのは、 初めて知りました。
こちらはニューポール ライト兄弟からわずか23年後の飛行機です。
推進はトラクター、後方にエレベーターとラダー。
すでに現代飛行機の原型がここにはあって
23年でここまで進歩しているとは凄い。
これは先ほどのニューポールの機首部残骸で1926年の物。。
もしかすると、日本に現存する飛行機の最古のものでは・・・
日本で飛行機が初飛行するまでの苦労。 おもしろい~ 、 現実はこんなもんなんでしょうね。
飛燕に積まれていた、川崎製ハー40 (今のカワサキ重工・・のハズ)
水冷直列V型12気筒エンジン (千馬力程度でしょうか・・)
ドイツの主力戦闘機、メッサーシュミットに積まれていたもののコピーだったかと・・ (正確にはかなり違ったかな・・)
メッサーシュミットのエンジンとは、ダイムラーベンツ製です。
ってことは、ベンツのエンジンを日本でカワサキ重工が作って、戦闘機に乗せていた訳です。 (^^;)
まったく凄い時代・・・
昔、霧ヶ峰(ビーナスライン)で飛んでいたグライダー (そういえば滑空場があった・・)
マイクロライトプレーン
阿蘇の農道飛行場?だったっけ・・ よく飛んでいましたが・・
以前、乗らない? って言われましたが、これって空中に椅子が浮かんでいる感じで、
ちょっとまた究極の恐怖感だろうな。
うーん。実に満足。。 ホントは上野にある12型も見に行く予定だったんですが、
もうじっくり見たいので、今日はここ一本になってしまいました。
お腹がすいたところに、ちょうどさぼてんがあったのでちょっと早目に食べて帰ることにします。
うーん、 今度は12型見に行けるかな。。
PS. 記憶をたよりに書いたので、ハズとか、?とか多いですが・・
間違い等あるやもしれませんが・・・ お許し下さい。